2025/07/08 12:04

小さなチャームに込めた、大きな風景

私たちのものづくりは、単なる「製品づくり」ではありません。それは、記憶や風景、手ざわりや重みといった、目に見えない価値を“かたち”にする営みです。たとえば、最近完成したキーホルダーは、地元・皿倉山の稜線をモチーフにデザインしました。シンプルなシルエットの中に、あの山を見上げたときの静けさや、登ったときの達成感を閉じ込めています。

素材には鉄を選びました。冷たくて硬い印象のある鉄ですが、手に取るとどこか温かく、時間とともに味わいが増していきます。そんな“育つ素材”に、私たちは強く惹かれています。

このブログでは、そんな私たちの「こだわりの背景」を少しずつ綴っていきます。なぜこの形なのか、なぜこの素材なのか。ものづくりの裏側にある“想い”を、あなたにも感じていただけたら嬉しいです。